2009年3月22日日曜日

ヤマケイJOY的トレイル - 城山ハイキングコース

三連休を使って先日紹介した「ヤマケイJOY:SPRING」で見つけた城山ハイキングコースへ、Mさんにお付き合い頂き、行ってきました!



このコースは総歩行時間5時間20分で、城山〜葛木山〜発端丈山の3つの頂を極めるハイキングコース。いや、かなり大げさに説明しましたが、その興奮はこうやって24時間以上経った今でも相当残っています。

全行程を城山ハイキングコースに沿って歩くのですが、まずスタート時点はここ。伊豆箱根鉄道の大仁駅。



ここから20分程歩き登山口の入り口へ向かうが、その途中でこれから登る城山を目の前にして興奮し始める。



あまりの興奮に城山だけでなく、一緒に登ったMさんの後ろ姿までパシャ。



登山口には城山ハイキングコースの案内板が立っており、更にここから始まる旅の興奮をかき立てる。



しかし登り始めると、なんとそこは、いわ・イワ・岩!まじで?!そりゃあ、ここはロッククライミングの名所っていう位だからそりゃあ岩だらけだ。



これが今日は5時間20分も続くのか!やばい、Mさん、僕は山をなめてました!ごめんなさい!今日は途中でリタイアかも!いや、でもそれは悔しすぎる!早く帰宅した嫁に自分の敗北を伝えるなんて、帰宅したMさんがMちゃんに僕の敗北を伝えるなんて、悔しすぎる!あ〜絶対にそんなの絶対にあり得ない!

けどきつい。。。Mさんも気付いてるんだろうな。Mさんを誘って逆に申し訳ないことしたなぁ。とこんな気持ちでいっぱいになりながら歩き続けること、どれぐらいだろう。大きな感動が僕を襲う。

そう、初・ピークハント成功!



下界に広がる絶景が感動に更に拍車をかけます。



Mさん式ピークハント記念でパシャ。



そして目指すはこの背中、いや、それもそうですが、次の葛城山のピークです。



初めての下りを経験するが、この時点では以外と楽しい。登りと下りでは全く景色が違う。さらに下ると今度は葛城山方面へ抜ける道に出る。ここはシングルトラックが続き、林に囲まれた道を抜けていくのが本当に気持ちよかった。



一つ登れたと言う自信と達成感が、もう一つ!と適度にバランス良い興奮を体に与えてくれていた。ここまでは。。。



なんじゃこりゃ!時計でコースタイムと高度計を確認すると、あと20〜30分で残り150m弱。あ、そういうことね。ここからはまた初心者の僕を、優しく後ろからMさんがサポートしてくれた。ただこの登りがこの日で一番辛かった。途中で何か止まってしまったかわからない。でも歩幅は小さく、しっかり呼吸して、あと少し、登ったら昼飯だ!と熊スズをカランカランと鳴らしながらMさんがサポートしてくれたおかげで、到達しました!



ここで待ちに待った昼食をそれぞれ用意する。互いにバーナーを取り出しお湯を沸かす。Mさんのバーナーはイワタニの黄色缶が自然の中で映え、折り畳んだ状態から取り出すところがカッコイイ。男子はやっぱこういうメカに弱いっすね。



お湯が沸くとラーメンを茹でて粉末を入れて食べる!やっぱりこれまでのお庭deキャンプとは違い、山の上で食べると本当に美味い。



昼食と休憩を兼ねて1時間弱程山頂で過ごし、最後は持参したスペシャル行動食とMさんからもらったチョコレートを食べて出発。

出発後すぐは先ほどの急な登りを逆に下る。ここからが痛みとの戦いとなる。初めて経験する長い下りに加え、葛城山出発直前に確実に足りなくなっていた残りの飲料水をもらって帰ってきた所で『ゴンッ』。鈍い音と共に激痛が右膝皿の下をベンチの角にぶつけてしまいました。すぐに動けて膝を動かすことに支障はなかったのですが、下りで体重をかけるとやはり少し辛い。

下りが終わると膝が完全に笑っており、既に休憩で充電した体力の半分は使い果たしてしまったが、ここから再びシングルトラックを抜け30分程かけて最後の発端丈山の下に到着。そして最後の50mは再び階段。最後は『もう一歩前へ、あと一歩上へ!』とRip Slymeの新曲ばりに声を張り踏ん張りました!

そして山頂に到着すると、そこには途中で我々を抜いていった中年夫婦が、『ご苦労さん!』。何だかいいな、山って。



もちろん最後もMさんスタイルで三角点に立ち、パシャ!



そして最後の休憩では、これも待ちに待ったコーヒーを容れて飲みました。




本来ここは富士山が綺麗に望める絶景ポイントらしい。ただこの日は午後から雲が出始め富士山を望むことは出来なかった。



コーヒーで一服したあとは、シングルトラックを降りるだけ。



途中、淡島を望む展望台がいくつかあり、その度に下界が近づいてくるのがわかった。



しかし、下る毎に地面が先日の雨のためかぬかるんでおり、濡れた岩に泥がついた木の根が足下を揺さぶってくる。そして見事に私は足をすくわれ20年ぶり?の雪山以外での尻餅を見事につく、名誉の負傷。そこからは安全のため、またMさんが先に歩いてくれる。最後の最後までスミマセン。。。



ここからはMさんの熊鈴の音を追って下るのみ。Mさんがしっかりと踏みしめてくれておいた足跡を追って下る。途中西日が差し込み思わず首から下げたカメラでパチり。癒される山の画です。



最後はみかん畑を抜けて里に下りると踏み慣れた舗装路へ。



道沿いには咲き始めの桜が旅の最後を彩ってくれる。



そしてここがゴールの長浜バス停!



バスが車でここまでの旅を振り返りながらボーッ。ベンチに打ち付けた右膝と、ぬかるんだ地面に足を滑らせてついた左臀部の尻餅の忘れていた痛みがここにきて体を襲う。いや、これはそれだけではなく、今日一日の成果だろう。

Mさん、こんなヘッポコ初心者の相手を一日ありがとうございました!本当に楽しく一日が過ごせ、山頂に立つ喜び・感動・興奮を3度も経験できて幸せでした!



良かったら途中話していたみたいに帰りに見た沼津アルプスに今度は連れて行って下さい!その前に山中湖ハイクですかね?取りあえず今度、作戦会議なんていかがでしょう???


やっとコイツ庭でのキャンプごっこから卒業したな!はい、卒業と同時に山の感動を少し覚えました。これからも応援よろしくお願いします!応援のクリックをお願いします。
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