ずっと探していました。理想の赤い糸で結ばれたあなたを。
小学生、いや幼稚園に通い出した頃からのバックパック生活も四半世紀を過ぎ、まさにそんな想いで見付けた、私の理想のザックがこれ!
アメリカはMystery Ranch(ミステリーランチ)社のGlacier(グレイシア)です。
現在のザック界は大きく別けて、グラナイトギアのヴェイパートレイルなどに代表される超軽量の『ウルトラライト(UL)派』と、背負うのではなく着るザックとして知られるグレゴリーに代表される『フィット派』に別けられる。
■UL派:Vapor Trail: Granite Gear ■フィット派:Triconi: Gregory
UL派のザックは50L近くの容量をほこるタイプでも1キロを切る超軽量タイプもある。しかしその一方でフレームレスでただ単に筒状の袋にストラップをつけただけの形状のため、デザイン性もさることながらパッキングがし辛く、パッキングの上手い下手がもろに使い心地に影響してくる。
一方でフィット派のザックは重量はUL派ザックに到底及ばないものの、背中や腰にピッタリとフィットすることでザックの重量を上手に背中に乗せてくれる。背中にピッタリと重さが乗ると体感的には実際背負っている重さより遥かに軽く感じる。すると遊びグッズを旅に持って行くなんていう心のゆとりが生まれたりするかも?
個人的にはどうしてもUL派よりフィット派が持つ伝統的なスタイルに魅力を感じる。メーカーで言うと、グレゴリーやオスプレイといったザックだ。
但し、一番惹かれたのがDANA Designというメーカーのザック。デイナ・グリーソンが立ち上げたブランドだが、実は既にブランドごと吸収合併の末に消滅してしまった。そんなデイナが再びザックを作り始めて立ち上げたのが『Mystery Ranch社』。
写真のおじさんがデイナおじさん。
私が憧れるフォーエックス の皆さんもDANA Designのザック を愛用しているようで、ブログを読んでいると一度DANA Designのものを背負ってしまうとあまりの背負い心地の良さに他のザックを買ってもデイナに戻ってきてしまうらしい。
そんなデイナが作るザックがDANA Designの消滅した2009年、再び買えるという!彼のホームページを訪ね、私が選んだのが真っ赤な『グレイシア』。
上下2気室に分かれており、下には寝袋・マットやソロテント位なら入りそう。
そしてなんといってもフィット感良さそうな背面及び腰のパッド!
正面の大型縦ツインポケットとその中央のデイジーチェーンもカッコイイ!
ただもっと素敵なのがその値段。『$435』
私の夢のザックです。
もっと手が届きそうなのがこちら。
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