2009年4月15日水曜日

キリン・フリー - 完全ノンアルコールビール誕生

先週個人的には衝撃的な商品が発売された。

完全ノンアルコールビール。アルコール成分0.00%と、0.5%未満の従来のノンアルコールビールとは違い、アルコールが全く入っていない!

これなら飲んでも乗れる!!!

花見やバーベキュー、キャンプに山登り。フットサルにゴルフ!車や自転車などの乗り物を上手く使って遊ぼうとすると、お酒が飲めなかったが、これならビールを飲んだ気分にはなれるかも!いや、なれるはず!

先日発売されたビーパル5月号にも大きく見開きで記事が載っていました。



本当にアルコールが0.00%だそうで、350ml缶と小瓶が4/8から発売だそうです。



500ml缶がないんだと思うものの、そんなこと言ったら「そこまでして飲みたいの?」という声が聞こえてきそう・・・んで、応えは「はい」。

でも、コレ本当に飲んでも飲酒運転にならないの?と心配な人いませんか?

はい、私はこれを見るまでは結構不安でした。例えば、0.00%って言っておいて0.009%実はアルコールが入っていますとかね。『そのぐらい大丈夫だろ!』という声が聞こえてきそうですが、大丈夫じゃありません!アルコールが入っている以上は飲酒運転です。捕まった時点で飲酒運転ではなく、アルコールを飲んで運転した時点から飲酒運転ですよ!



そう、警視庁科学警察研究所の協力を得て運転能力に影響がないことが証明されているらしい。

それにキリンのHPを見ると、『アルコール0.00%で飲酒運転のない社会を目指して』と大きく打ち出しつつ、運転の時に飲んでも安心と専用の見出しまで用意。なぜそこまで飲酒運転にこだわるかというと、これはキリンビール株式会社としてのCSR、すなわち社会貢献活動の一環として行われた商品開発だったからだ。



飲酒運転をなくすためには、お酒の味がするお酒じゃない飲み物を開発すれば良いと恐らく考えたのだろう。そのためには、多くの人が「じゃあ一杯だけ」「とりあえず」と先に飲むビールから開発したのだろう。

これからは商品パッケージに『飲酒運転禁止!』等と明記するだけでは企業としての責任を十分に果たしているとは言えないと判断されないように、キリンのように他社も後に続くことで、車の時はこれ!とどの店にも置いてあると飲酒運転撲滅に一歩でも近づけるような気がする。

どれだけの売り上げにつながり、企業として利益が得られるかわかりませんが、分野は違えど同じメーカーとして尊敬すると同時に、弊社の社会貢献とは何か考えさせられます。


こんなクーラーをザックに忍ばせて山頂でプハーっといきたいもんですね〜


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