海外赴任 - 行き先は・・・

少し前の話になるが、海外赴任の内示があった。
赴任先は、米国・ニューヨーク。
赴任期間は12月からの最低３年間。

既に現在の部門に新人配属され８年目になるため、次のステップとしてずっと希望はしていた海外赴任である。
そのため、念願叶ったり！と興奮するかと思いきや、実は内心よくわからない自分がいるのが不思議。

理由は多分二つ。

一つは子供。
子供が秋に生まれるため、内示当初は10月からの赴任と言われていたが、何とか生まれる時にその場に立ち会
えるよう12月に赴任を延期してもらった。本当にこの時はこれまで以上に理解ある上司や人々に囲まれていた
ことに大感謝だった。

しかし、子供が生まれてから12月に赴任し、恐らく家族が引っ越してくるのが春。それまでの間家族はバラバ
ラに生活することになる。せっかくの我が子の成長を見ることが出来ないのがとても悲しい。また、あまり海
外で乳幼児がいる生活を想像したことがないのでよくわからない・・・

もう一つは今の生活。
自分のホームタウンでないこの町に住み始めて８年目。会社でも殆どの人が地元ではないため、近所の友人が
ほぼいない状態で６年は過ごした。それがこの１年あまりで一気に本当に素晴らしい友人に恵まれた。

またそれに合わせてかライフスタイルに変化があり、それまでは休みの度に都会へ出ていたが最近では家での
んびり暮らすことや自然の中で周りの環境を活かした遊び方が出来るようになってきた。

大人になってから中々ここまで安心して一緒に過ごせる友達ができることは想像していなかったので、離れる
のが結構辛い。

ただ、とはいえこれは自分にとって大きなチャンス！
幸いにして妻は赴任に対して前向きで海外生活も苦としていない様子。
新しい環境、新しい土地、新しい全てが自分をまた一回り大きくしてくれる。
(物理的にじゃなくてね)

その時、その土地、その環境をエンジョイしないと。
それがもしかするとこれまでの教訓かも！
ならば赴任までは今の環境を満喫して、赴任後はまたその環境を満喫。

山だってまだまだ登るさ！バーベキューだってするさ！まだまだ皆で飲み続けるさ！
それでNYCに行ったら、子供は将来覚えていないかも知れないけど、
俺はニューヨーク育ちだ！と言えるように育てられるチャンス！
友達だって遊びに来てもらえばOK！（すっごい自己中心的だけど・・・）
それに日本に帰ったらまたいつでも遊べるし！

待ってろよ、NYC！