2009年8月23日日曜日

トレイルラン - エア・テラフマラ2:ハードロック ミッドGTX

8~9年前のちょうど2000年前後を、個人的には第二次スニーカーブームと呼んでいる。
エアマックス95などのハイテクスニーカーが一世を風靡した第一次スニーカーブームで一足のスニーカーが20万30万という値段が付けられ、一種のバブルを引き起こした。その後バブルは需要の減衰によりはじけてしまいスニーカーは一時期不毛な数年を過ごすことになる。

その後に再びスニーカーが注目され始め第二次スニーカーブームを引き起こすきっかけとなったと考えているのがナイキが初めて当時日本では珍しかったトレイルランニング用のエア・テラフマラ。藤原ヒロシ氏別注モデルなど多くのカラーバリエーションが存在したこのシューズは第一次スニーカーブーム時ほどではないものの数万という値段がつくほどの人気だった。



ひねくれ者の僕は敢えてこのテラフマラではなく、その第2世代モデルにあたるエア・テラフマラ2を購入し最近になりトレイルランニング用のシューズを軽トレッキングに使ってみようとそんなテラフマラに再び注目し履き始めた矢先、加水分解でソール、エアクッションが共に分解してしまい天国行きとなってしまった・・・

大人気の初代テラフマラに比べて、あまり人気の出なかったテラフマラ2。でもグレーを中心としたカラーデザイン、エアクッション性能とトレイルでの安全を考慮した硬めでありつつ足に合わせて反るクイックカットを搭載したソールなどは流石に後発だけあって完成度が高かったように感じる。

さて、スニーカーにとってのガンとも言える加水分解によりお亡くなりになったテラフマラだが、最後に私にトレイルランニング用シューズという分野への物欲というお土産を残して行ってくれた。それはモントレイル(montrail)社製のハードロック・ミッドGTXというモデル。



ミッドカットでホールド性を高め、ゴアテックスを使うことで防水性と通気性を両立させたモデル。売り文句は4,000mの高地でも抜群の安定感を得られる高次元トレイルシューズ。スニーカーとしては少し高めの部類に入るが、雪国に移り住むことになる私には有難いスニーカーかも知れない。なんせ路面を選ばず、またドライもウェットもOKで防水。

次はこいつかなぁ。

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