日本にいる間、毎朝日課のようにシャワーを浴びた後にネスプレッソでコーヒーを淹れて会社にタンブラーで持って行っていた。それが渡米後、ネスプレッソがないのは勿論、コーヒーメーカーもなかったため午前中の仕事をこなしながら手元にあるはずの物がないという物足りなさを感じていた。
そのため、船便が来たらすぐにネスプレッソを使う事が頼みにしていた、が・・・
ネスプレッソを数ある段ボールから探し当て、変圧器にコンセントを差してスイッチを入れてもエスプレッソが出てこない。何度やっても出てこない。気がつくと機械の下が水浸し。まさか、と思い持ち上げると機械の下から熱々のお湯が漏れている。壊れたか!と直ぐに修理しようとネットを見ると、引越が原因で同じ症状が出ている人の書き込みにヒット。
こういう物なのね。ならば船便の保険で新しいのを・・・と思うも時間がかかるので、その間楽しみにしていたコーヒーはどうしよう!!!
「買っちゃえば?」と物欲大魔王がささやく。
「そうか、あれか!」と返答する。
そう、「あれ」とは、コレ!
ビアレッティ社製のモカ・エクスプレス。
直火式エスプレッソ・メーカーの老舗中の老舗が、アメリカの人気家具・家庭用品店の「Crate & Barrel」とコラボした限定色。
Moka Expressの使い方は至って簡単。
まずベース部のバルブ下まで水を入れる。
次にバスケットをはめて、その中にお気に入りの挽いたコーヒー豆を入れる。
ちなみに僕はスーパー安売りしていたIlly(イリー)。
安売りと言ってもイリーだから味はお墨付き。
最後にコンロの直火にかける。本当は弱火で良いらしいが、僕は強火にかけてしまう。
せっかちらしい。っていうか朝は時間がないだけ。
そして数分すると沸騰している音がし始めるので、聞こえたら直ぐに火から下ろす。これを逃すと味が落ちてしまうので、ここが唯一のポイント。降ろしたらもう中のエスプレッソは完成。グラス・マグに移して頂きましょう。
ちなみに僕はフレーバーを足したいけど、結構これが太るということを日本にいた時に実感したので、今のところアメリカでのみ売っているsugar-free(砂糖ゼロ)のDaVinci社のシロップを使います。スタバとかタリーズでも使っているアレです。なのでコレさえあれば朝スタバによる誘惑を断ち切れるわけです。
ここ数日使っていますが、完全に美味しいコーヒーを毎朝提供してくれる心強い仲間として大活躍してくれています。ただやっぱりネスプレッソに比べて手入れが面倒。と言っても豆を捨てて食洗機に入れるだけですが。
ネスプレッソの保険が降りたら、新しいのを買おうかどうか迷い中です。
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